1948-03-30 第2回国会 参議院 治安及び地方制度委員会 第7号
警察官の幹部要員として、高等專門學校及び大學卒業者を六十名、この外に幹部要員として募集をいたしたのでありますが、これに對しましては千二百人の應募者がありました。結局試驗を受けておる間に脱落をいたしまして、最後まで試驗を受けましたのが八百人という數でありました。その中から六十名を採用いたすのであります。
警察官の幹部要員として、高等專門學校及び大學卒業者を六十名、この外に幹部要員として募集をいたしたのでありますが、これに對しましては千二百人の應募者がありました。結局試驗を受けておる間に脱落をいたしまして、最後まで試驗を受けましたのが八百人という數でありました。その中から六十名を採用いたすのであります。
○日高政府委員 御指摘の點は、やはり遺憾ながら同じように私どももその點を認めなければならないのでありまして、全般的の調査ではございませんけれども、大日本育英會におきまして、學資を援助いたします建前から、學生の生活状態を相當具體的に調査いたしましたところを聞きますと、高等專門學校以上の生徒でもつて内職をいたしております者の數が非常に殖えております。
請願の要旨は、新學制制度の實施に伴いまして、從來の高等專門學校に改革を加えまして、これを整備して大學となし、大學の教育の普及竝びに質的向上をはかろうとしております。この際におきまして、現在新潟市にありますところの新潟醫科大學を根幹といたしまして、新潟縣に綜合大學を設置していただきたいというお願いなのであります。
なお具體的に申しまして、新たに新學制によりまして、今までの大學なり、高等專門學校を新制大學に切りかえます場合においては、各單獨で單科大學になつてまいりますことは、いろいろな面から非常に困難が伴いますので、できるだけその地方にあります學校が協力いたしまして、一つの總合大學と申しますか、協力した形による大學を建設していくということは、望ましいことだと考えまして、私ども、できるだけその方向に、地方的にも研究
なお陸上施設は、水産學校を初めといたしまして、これも間もなく高等專門學校に昇格いたすはずになつておりますし、甲種無線電信の設備を初め、各水産會社、冷凍製氷、カン詰、その他加工生産施設はおそらく全國第一を占むる施設があるとあえて私は申し上げたいと思います。
なおこの七箇町村の中には高等專門學校が三、中等學校が十一、小學校が十四、こういうような状態になつておるのであります。にもかかわらず、以下申し述べるような都市と、この町村との各省の待遇が別になつておるのでございます。 第一は公務員の待遇が、神戸市は特區ということになつておりまして、阪神間は甲地ということになつております。
私どもといたしましては、客觀的に、できるだけ適合した條件のもとに、高等專門學校等を大學に轉換させた意向でございまして、その際にあらためて實情を檢討いたしました上で、處置いたしたいと存ずるわけであります。
ただ四國が大學をもたないということは、高等教育機關の分布状態から考えまして、はなはだ遺憾な點であると考えておりますので、四國にあります各高等專門學校の間に十分協定ができますならば、總合大學という名前を許せるかどうかは、ちよつと疑問でありまするれども、十分連給のとれた大學機構というものを興し得るのではないかというふうに現在のところは考えておるのであります。
○日高政府委員 ただいまの御趣旨は、もつともでございますので、十分檢討いたしまして、二十四年度から高等專門學校の大學轉換への計畫のうちの一つとして、十分審議いたしたいと思います。
牧野文部大臣が單科大學に昇格を約束されたかどうかは、私は承知いたしませんが近く新しい大學に轉換いたします際に有力な候補者になるであろうということは、想像できるのでありますが、御承知のように今囘は高等專門學校、官立だけでも數百のものを處置いたさなければならないのでありまして、それについて今日の國家財政經濟上の條件から申しますと、どの學校をどういうふうにするということを、あらかじめ私見を申し述べる自由はございません
そうして他の半数については、高等專門學校の代表者及び政府の關係官聽の最小限度の必要なものと、國土計畫審議會等、あるいはそれらの方面の專門家等を入れまして、なるべく公平妥當な判斷の下されるような委員構成をいたしたいと思いまして、目下具體案を作成中であります。
歴史においても、現状においても、近く行われます高等專門學校の大學轉換について、最も有力な候補學校であることは申し上げることができると思うのでありますが、ただ今囘の高等專門學校の大學への切り替えの問題は、全國的な問題でありますので、前にも申し上げたかと存じますが、これは文部省一存で決定することは、かえつていろいろの弊害を生ずるおそれがありますので、學校法によつてきめられております大學設置委員會というものを
成るべく早い機會に現在の高等專門學校の轉換の方式を正式に發表いたしたいと思います。併し現在までのところの見通しにつきましては、七月の二十三日頃でございましたか、全國の高等專門學校長會議を開きまして、そのときに大體の趣意は申してございます。非公式でございますけれども、大體の方針だけは傳えてある次第であります。要約して申しますと、大學えの轉換は二十四年を標準にして準備をして行く。
それに對して日高さんは格下げにならないと仰しやつたのでありますが、實際問題から考えると現在の上級中學校が高等學校になるのでありますから、從前のような中等學校を卒業した者が入學する專門學校と過渡期であるけれども同列におかれるという上からいつたならば、現在存在する專門學校は格下げに扱われたというお考えを抱かされるのはこれは止むを得ないのじやないか、そういう點から岐阜高等農林のみならず他の高等專門學校からも
それからただ半分はその大學基準協會から入れますとしましても、まあ謂わば審判を受ける方の高等、專門學校の代表者が全然それから抜けてしまうということも多少問題があるかと思いますので、學識經驗者というものの中には、專門學校や高等學校の代表者も若干は加えて行くので程當ではないか。そういうふうな考え方をいたしております。
その發表いたしました上でこの前に申し上げましたように、學校法に決められておりますように、大學設置委員會を法制上作りまして、それに一々の高等專門學校から大學に轉換したいという志望を聽きまして、それを具體的に檢討した上で、基準に合つたものを文部大臣が認可して、そういう手續きを經たいと思います。その大學設置委員會の案も實は調査して進めております。
○政府委員(日高第四郎君) 現在の高等專門學校を、新らしい四年制の大學に轉換いたします方針を初めに申し上げたいと思います。それは大體文部省といたしましては、二十四年度から高等專門學校を大學に切り換えて行きたいと思つておるのでありますけれども、御承知のような財政經濟状態でありまして、これを一々の學校を十分充實して、大學に轉換するということは、財政及び資材、教授陣等において非常に困難を伴います。
○堀越儀郎君 今の提案に現れました例の高等農林學校の岐阜の問題でございますが、六・三・三制のこの問題から、高等學校が後の三年の制度で拵えられて、文科理科と分れますが、萬一この高等農林の岐阜の問題が採用されないことは、又實現されないことになると、この運命はどうなるのですか、既存の高等專門學校として殘り得る餘地があるのですか、それとも廢校ということになるのでありますか、當然大學に昇格するか、廢校ということになるのでありますか